ATの頭脳と呼ばれるコントロールバルブでは、油圧不足から必要な調圧ができないため変速もできなくなってしまいます。ATのクラッチでは、油圧不足からしっかりと前進や後退するために必要な圧力が不足し、クラッチディスクやブレーキバンドなどをホールドできなくなってしまいます。当然、ATFが各部にわたって不足してしまうので、空気も吸い込んで各回転部には空気の入った気泡だらけのATFを送り込むようになってしまいますし、コントロールバルブでも空気が入ったATFでは作用させられないのです。ATクラッチでは、しっかりとホールドができないためにスベリが発生しますし、ブレーキバンドも締め付けができないのでスリップを起こしてしまいます。このようにATFが少なすぎると、取り返しのっかないダメージを受けてしまうのです。AT車のトラブルを点検する方法はいろいろありますが、ます、サイドブレーキを引き、車止めをしてから行いましよう。トラブルと勘違いすることもあるので注意が必要です。
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