演習用の問題集の選び方・使い方

2011.06.27

演習用の問題集の選び方・使い方を見ていきましょう。高校生のころの私は、「自分は絶対に死なない」くらいの気持ちでいて、人間の一生を非常に長いものだと思っていました。そのため、当時の私は、「この問題集はもう1回くらい使うと思うから、きれいに使おう」と、解答はノートに書き、問題集は新品同様にとっておくようにしていました。たぶん、私のような人はたくさんいると思います。何十年も先のことを考えて、ノートをきれいにとったり、問題集をきちんととっておいたり……。でも、35歳をすぎ、人生の中間点あたりに来て「人間の一生は短い!」と気がつきました。問題集をきれいにとっておいたところで、人生のどこかでもう一度やるほど人生は長くないのです。そのことに気がついてしまったいまの私は、これまでの考え方を捨て、問題集にどんどん書き込むようになりました。これは非常に便利です。解答をノートに書いて……となると、机の上でないとなかなかできませんが、問題集にどんどん書き込むのなら、電車の中でもどこでもできます。時間のあるときに、問題集を開いて、ボールペンで、落書き感覚で解答を書き、答え合わせをし、まちがったら問題集の余白をトレーニングペーパー代わりにして練習します。どうしてもわからないところや、繰り返す必要があるところは、赤で印をつけておけば、あとでもう一度その部分をひろって見直せます。何度も繰り返す参考書とちかって、問題集はトレーニング用の本なので、きれいにとっておいても、数年後にまたやる可能性はほとんどありません。どうしてももう一度やりたいときは、もう1冊買えばいいのです。練習用の問題集は、このように「使い捨て感覚」で使っていきます。そうした思いきった方法のほうが、むしろ楽しく、リズミカルにこなしていけるはずです。問題集にはどんどん書き込み、場合によっては余白を練習帳にしてもよい!