持家の購入世帯は購入のための資金をどのように調達したのか。購入世帯の九六%は住宅ローンを利用した。住宅ローンの頭金、および現金購入の若干の事例における現金に関して、その調達方法をみると、「夫の貯金」(六六%)を中心とする「夫の資金」を使用した世帯が七八%におよぶ。持家購入のための頭金・現金調達では夫が中心的な役割を果たしている。しかし同時に、「本人の貯金」(三三%)などの「本人の資金」が四七%を示し、女性の資金を用いた持家購入は約半数を占める。
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ここで注意を要するのは、購入世帯の持家に関して、所有権をもつ女性の割合よりも、「本人の資金」の利用率が高い点である。その合意は、女性の資金を使って取得した持家に女性の所有権を設定していないケースが存在する、ということである。現金・頭金の調達方法には年齢差がある。若い世帯では、夫または本人の親・親族からの「現金相続・贈与」の割合が高まる。所得の低い若年世帯は、親世代からの相続・贈与によって資金力を補うことがある。